四国にスイスのような景色が楽しめる場所でキャンプができることをご存じですか?
愛媛県と高知県の県境にある四国カルストは、日本のスイスと称される絶景のなかでキャンプを楽しむことができる場所です。
え、そんなところでキャンプできるの?ワクワクドキドキ。
山でのキャンプ経験がなくても大丈夫!この記事に書いてあるポイントを押さえれば四国カルストでキャンプできますよ。
今回は、四国カルストのキャンプ場詳細・ソロキャンプで気を付けるべきことについて私の体験とともにご紹介します。
ズバリ、四国カルストでのキャンプはサイコーです!
四国カルストはどんな場所
四国カルストは「日本三大カルスト」
日本のスイスともいわれています。
↓↓標高1,000m~1,500m
空に近い所から、周辺の山々が一望できます。
このカルスト台地を東西に横断している、県道383号線が主な観光のルートになっています。
※例年、11月末~3月末は冬季通行止めとなりキャンプは不可です。
四国カルストで男ソロキャンプ
【キャンプ場の予約】
フリーサイトにつき予約は不要。
●受付場所は姫鶴荘のフロント
【キャンプ場の利用料金】
- テント1張り500円
- 車中泊1台500円(税込み)
●住所:愛媛県上浮穴郡久万高原町西谷8109
●TEL:0892-55-0057
●定休日:月/火曜日(臨時休業あり)
姫鶴荘にはレストランとトイレが併設されています。
ちょっとしたお土産など購入可。
四国カルストはキャンプにピッタリ
私が四国カルストを訪れて一番最初に感じたことは、8月なのに涼しい!
とても過ごしやすい気温なんです。
バーベキューをしても蒸し暑くならず、最高の景色を眺めながら最高のお肉をいただくことができます。
四国カルストの風景を眺めながらのバーベキューは最高!
キャンプサイトの特徴
キャンプサイトは大きく分けて3か所。
一番姫鶴荘に近いサイト、一段下がった元グラウンドのサイト、一番姫鶴荘から離れたサイトです。
このサイトの最大のメリットはトイレや炊事場などの距離が近い。
他のサイトに比べて利便性が良いため、ファミリーキャンプに人気のサイトです。
他のサイトよりも狭く、キャンパーと観光客ですぐ満員になってしまうデメリットがあります。
このサイトはもともとグラウンドで、一番広いサイト。
車の乗り入れがしやすく、他テントが隣接しないので個人的にはこのサイトがソロキャンにおすすめです。
このサイトはカルストの景色を間近で楽しむことができ、場所によっては放牧されている牛を目の前で観察することも。
トイレが遠いのがデメリットですが、四国カルストの雰囲気を満喫できます。
●芝サイトなので直火はNG。
●サイトの水はけが悪いため雨が降ると土の部分はドロドロになります。
私のお勧めは一段下がったサイトです。
四国カルストのキャンプは眺めが最高
四国カルストキャンプの良さは圧倒的な絶景です。
カルストの緑と空の青がなんといってもベストマッチ。
ただの広い草原が広がっているだけではなく、牛や鳥、風車が風景にアクセントを与えてくれます。
360度どこを撮影しても美しい写真しか取れません。(笑)
私が四国カルストに行ったのはカメラを始めてまもない頃でしたが、その時撮影した写真がこちら↓天候が良かったのもあいまって最高の写真に仕上がりました。
夜になると昼間の優雅な風景が一変、美しい星空が空一面に広がります。
もちろん街の明かりなど届くわけなく四国カルストは暗闇に包まれます。
天体観測に最高のコンディション☆
今までに見たことのない数の星を見ることができました。
四国カルストでソロキャンプする際に、私が感じたデメリット(マイナス点)をご紹介します。
- ファミリーキャンプ利用が多い
- 完璧な静寂・孤独は楽しめない
- 人気観光地なので人が多い
キャンプを楽しむための注意点4つ
四国カルスト気持ちよさそう。早くここでキャンプしたいなぁー。
ちょっと待って!
山でのキャンプ、危険なこともあるんじゃ…
事前にしっかり準備をすれば楽しくキャンプすることができますよ。
その1:無理に進まず安全運転で
四国カルストまでの道のりは大変険しいです。
細い道が多いため大型の車での通行はお勧めできませんが、キャンピングカーの方もいました。
濃霧の中で運転することは大変危険ですので、無理をせず中止しましょう。
その2:お買い物は入念に
山の上なので、もちろん食材は売っていません。
ふもとのショッピングセンターで買い込んでおきましょう。
山の天気は変わりやすく、霧の中に入ると何も見えなくなります。
私は下山のタイミングで悪天候に見舞われ、帰れなくなりました。(泣)
帰れなくなることも想定しないといけないのですね。メモメモ…
また、ブユやブユと呼ばれるハエのような吸血性の虫がいます。
虫よけスプレーなどを持っていて本当に良かったと思いました。
その3:山の天気に注意しよう
先ほど述べたとおり山の天気は変わりやすいです。
雨具を用意していなかった私は急な雨でずぶぬれになりました。
また、風が強い時があります。
私は40㎝のスチール製ペグで問題なく使用できました。
夜は想像しているより気温が下がります。
その4:懐中電灯を忘れずに
街灯がないので夜は真っ暗になります。
また、霧が出て視界が悪くなることがあります。
霧の夜に懐中電灯を持たずトイレに行こうとした私は、結局迷ってテントを探すはめになりました(苦笑い)
霧が出ると懐中電灯なしではトイレに行けません。
懐中電灯は四国カルストキャンプでは必需品!
まとめ
今回は、四国カルストのキャンプ場詳細・ソロキャンプで気を付けることについてご紹介しました。
- 四国カルストは日本のスイスとも呼ばれる景勝地
- 姫鶴平キャンプ場の受付は姫鶴荘
- 無理に進まず安全運転を心がけよう
- 予備の食料や虫よけスプレーを買っていこう
- 長くて丈夫なペグを使いましょう
- 懐中電灯、雨具、防寒対策を忘れずに
キャンプはルールとマナーをしっかり守って楽しみましょう。