大迫力の滝をいろんな角度から楽しみたいですよね?
高知県香美市にある「轟の滝」は、山プチハイキングしながら滝を上からも下からも楽しめるスポットです。
そして落差82ｍの大迫力な滝!
遊歩道が整備されているので、軽装備でも山歩きを楽しめました。
山歩きが好きな方におすすめな「轟の滝」についてご紹介します。
高知県「轟の滝」
高知県「轟の滝」は大迫力!
「轟の滝」とは…
- 高知県指定天然記念物
- 高知県指定の名勝
- 落差82ｍの大迫力な滝
- 三段階の滝つぼがある
- 上段滝つぼは直径約15m円形甌穴
平成2年に日本の滝百選に選ばれました!
まさに「香美市のシンボル」です。
前日が大雨・当日小雨で行った時の轟の滝は、簡単に人を飲み込んでしまうような大迫力!
そして妖艶な青い水…
平家の伝説、龍や大蛇が住んでいるという伝説もあるそうな。
岩をのぼり滝つぼ付近まで行くことができるようですが…
滝からの飛沫、風、パワーで吹き飛ばされそうになっている男性が私の前にいました。
私は危険と判断し、安全な下からでもしっかり滝を楽しむことができましたよ。
訪れる際は天候と相談が必須です。
駐車場から「轟の滝」一周ルート
駐車場はこんな感じです↓
平地と斜面に駐車できるようになっていました。
※駐車場は無料
※第一駐車場と第二駐車場があります。
写真は第一駐車場です。
自動販売機あり。
遊歩道を歩く際の水分をこちらで購入しました。
歩くと暑くなり汗もかいたので、購入していて良かったです。
その他、私が行った際には、売店など食料売り場や軽食屋さんも休みでした。
駐車斜面の上に、男女別のトイレがあります。(水洗トイレではありません)
清掃はされているみたいなので、汚くて使えないというほどではありません。
それでは出発!
駐車場を出て橋を渡らず、目の前にして右へ。
地図や旗などがあり、とても分かりやすいルートです。
森林浴を楽しみながら緩やかな傾斜を数分歩きます。
300mという看板。
徐々にゴーという滝の音が聞こえてきます。
左側に下る案内があります。
そこから下り始めます。
葉っぱだらけの上を歩きますので、転倒しないように恐る恐る進みます。
滝の高さ分「これだけ下るのかー」と想像すると中々の距離があるように感じます(笑)
所要時間5～10分程度で滝つぼに到着することができます。
竹に囲まれた場所や、山水が小さな滝になっている場所、ワクワクするような鉄の網の橋を渡ったりと、山が好きになる遊歩道。
滝つぼに近くになってくると、その日の滝の水量にもよりますが地面が濡れている箇所が増えます。
私は防水のスニーカーで行っていたので問題ありませんでした。
滝つぼに到着…！
蝶々やトンボが綺麗な水際を飛び回り、目の前にはゴーゴーと流れる滝。
そのまま進むと赤い橋があります。
下がうっすら見えるので辞めようかと思っていたら、後ろから小学生ほどの女子が楽しそうに走ってきました(焦)
もう引き返せない…と覚悟を決め、半泣きダッシュで渡り切りました。
橋の真ん中でピョンピョンする小学生さん…「やめてくれー!」と揺れない橋にも揺らさないでくれと願う私。
ああ、恥ずかしい(笑)
そこまで高い橋ではありませんが、高所恐怖症の方や怖がりにはスリルたっぷりな橋かなと思います。
そこから滝を左横に登り始めます。
轟の滝は来た道を戻る必要がなく、ぐるっと一周できます。
来た道を帰るコースって何だか気が重くなってしまいがちです。
一周できるコースは最後までワクワクできるので良いですよね。
帰りは、ほぼ階段のコースになります。
手すりがある箇所もありますので、杖なしの私も助かりました。
普段よく歩いている方にはお散歩する距離かなと思いますが、あまり慣れていない私にはハイキングでした!
1列で登るほどの道幅しかありませんので、譲り合いも必要です。
息が上がりノロノロ登っていたら、お母さんの手をひっぱりながらダッシュで登ってきた小学生女子にあっとゆう間に追い抜かれてしまいました(笑)
子供の体力恐るべし!
遊歩道出口は、駐車場から橋を渡った先になります。
整備された道路に出たら、左へ。
橋を渡り駐車場に到着です。
ゆっくり約1時間半は滞在しました。
「山歩いたなー！」という達成感もありながら、疲労はそこまで。
親子観光で来ている方などもいらっしゃいました。
装備は、
- リュック
- 防水スニーカー
- 帽子
- タオル
- 水分
お散歩に行く装備で大丈夫でした。
※蚊が沢山いたので虫除けは必須。
翌日に筋肉痛にもならず。
手軽に山歩き、滝、森林浴が楽しめる遊歩道だと思います。
「轟の滝」を楽しむ情報
轟の滝には、お楽しみポイントもあります。
まず、駐車場から階段をくだり始める前にある展望所です。
ここは滝を上から全体的に見られる東屋がある場所です。
ベンチもあり、ここでお弁当を食べながら滝をゆっくり楽しめます。
体力に自信のない方でも気軽に滝を堪能できるかと思います。
次に、遊歩道出口には神社があります。
これが駐車場の看板にもあった「轟神社」だと思います。
滝の神様を祀られているとかで清らかでした。
滝を楽しんだあと、楽しむ前にぜひ立ち寄りたい神社です。
最後に、景勝地ならではのフォトスポットです。
赤い橋の上からの滝が迫力があり、紅葉・桜・新緑の時期などは美しい写真が撮ることができるかもしれません。
怖がりでない方はチャレンジしてみてください。
「轟の滝」の詳細
轟の滝(とどろきのたき)
●高知県香美市香北町猪野々柚ノ木
●アクセス
- 南国ICから車で約1時間10分
- 国道195号より県道220号経由(林道)
周辺に沢山の神社があります。パワースポット好きの方は合わせて行くと、更に楽しめるかもしれません。
まとめ
今回は、高知県香美市のお手軽に山歩きを楽しめるスポット「轟の滝」をご紹介しました。
轟の滝は、
- 香美市のシンボル的な滝
- 落差82mの大迫力な滝
- 色々な伝説がある神秘な滝
- 三段にもなる滝つぼ
- 滝つぼの一番下に行くことができる
- 森林浴など楽しめる遊歩道がある
- トイレは1箇所
- 駐車場は無料
轟の滝では、滝からのパワーと山からのパワーを楽しみながらチャージすることができました。
自然なものなので、安全面に注意しながら楽しんでみてくださいね.
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