愛媛県

【日本100名城】愛媛県今治城の実は…!戦国武将と天守閣ミステリー

※アフィリエイト広告を利用しています

【日本100名城】愛媛県今治城の実は…!戦国武将と天守閣ミステリー

お城巡りに興味があっても、どこへ行ったらいいのか迷ってしまいますよね。

せっかく行くんだから、楽しくないと損だよね。

愛媛県今治市にある「今治城」は

  • 日本100名城に選ばれたお城
  • 築城の名手「藤堂高虎」の代表作
  • 日本三大水城と呼ばれる珍しい造り

愛媛を代表する名城の一つなんです。

お城を制すならまずは下調べから。

一緒に今治城について見てみましょう!

日本100名城「今治城」

「今治城」は愛媛県今治市にあるお城です。

砂丘に建てられた珍しいお城。

砂が風にあおられてお城に吹き上がる様子から「吹上城」とも呼ばれています。

砂の上にわざわざ作ったのはなんでだろう。

今治は海に近い場所にあるので、海岸近くに建てるのが効率的だったんです。

今治城を築城したのは、
戦国武将の「藤堂高虎」
猛将として名高い人物ですが、築城の名人でもありました。

凄い人が造ってるんだ。

今治城は日本100名城にも選ばれているんです。

四国からは他にも下記の8つが日本100名城に選定されています。

  • 「徳島城」
  • 「丸亀城」
  • 「高松城」
  • 「湯築城」
  • 「松山城」
  • 「大洲城」
  • 「宇和島城」
  • 「高知城」

へえ、結構たくさんあるんだな。
じゃあまずは四国から攻めてみるのがいいかな。

実はほとんどが建て直し

実は、国内のお城は建て直されたものがほとんどなんです。

えっ、そうなんだ。

戦の拠点にもなりましたからね。
江戸時代に入ると一気に数が減ったんです。

平和な世の中には必要がないってことか。

江戸時代になると、徳川家康は「一国一城令」を立案。
(お城は一つの藩に一つ、それ以外は廃城)
国内のお城はほとんど無くなってしまいました。

それだけでは終わりません。

時代と共に数はどんどん減っていき、現在その姿を見ることが出来るのはほんのわずか。

明治時代に頻発したお城の取り壊しも痛手でしたね。

もしかして、今治城も?

はい、建物はすべて取り壊されてしまいました。
現在は再現されたものが建っています。

そんな時代の流れに負けず、石垣と内堀は無事に現代に生き残っています。

ワイルドだけど緻密な石垣

お城は、効率よく築城できるように単純な造りをしています。

それじゃあ敵も簡単に侵入できるんじゃないの。

そうですね、そのために様々な工夫がされています。

その一つが、現在もそのままの姿で残っている石垣。

石の大きさがバラバラなのに角が真っ直ぐだ!

崩れにくい石垣を建てるには、角の組み立てが肝なんです。

石を加工せずそのまま使用した石垣は、高い所で約13mにもなります。

高さでいうと金閣寺より少し高いくらいです。
これでは弓矢も届きませんね。

砂の上に建てられたものとは思えない立派な石垣。
色々な石が使われていますね。

所々隙間があるな。これは何で?

海の石を使ったので、貝が付着していたんです。
その貝があけた穴と言われています。

この石垣にはこんなお話があります。

石垣を造る時、藤堂高虎は
「石を持ってきてくれたら、同じ重さのお米と交換するよ」とお触れを出しました。

それは良い事を聞いたと人々は石を持ち寄りました。
しかし、ある程度石が集まると

「ごめん、お米無くなっちゃったから持って帰るか置いて帰って。」

困り果てた人々は、持って帰るわけにもいかず石を置いて帰りました。
高虎は、その石をしめしめとばかりに石垣の材料として使ったのでした。

横取りはちょっとモヤモヤするな。

それだけ石が集まらなかったという事でしょうか。

お城の入り口にある大きな石。

およそ1.6tにもなる石は、官兵衛石と言われてます。

これも誰かが持ってきたのかな…。

都市と生きるお城

お城の守りを強くするもう一つの工夫が、お堀です。

これはよく見る感じじゃない?

いえいえ、実はこのお堀は海水が引き込まれているんですよ。

本来は海の近くまであったと言われています。

港もお城の中にあったんですよ。

お城の中で水揚げしてたってことか。

戸内海も良く見えるので、海の動きも監視できて一石二鳥。
海に特化した造りから、日本三大水城の一つとしても数えられています。

現在の今治の町造りにも影響を与えています。

天守は実在したのか?

敷地内の建物は、当時の資料などを参考に再建されています。

しかし、分からない点が多いのが天守閣です。

天守閣ミステリー!
建てられた跡が見つからず、本当に存在したのか現在でも明らかになっていません。

藤堂高虎の資料には記載があるのですが、その他は分かっていない事が多いのです。

じゃあ今建っているのは何なの?

様々な資料を参考に建てられた「摸擬天守」と言われるものです。

様々な説の中に「解体して京都の亀山城へ移された」と言うものがあります。

現在の天守は、その亀山城を参考に建てられたものです。

中には入れるの?

はい、観覧料を払えば入ることが出来ますよ。

天守の中は資料館になっています。

最上階の5階からは海までが見渡せる絶景が広がっています。

これがお殿様が見ていた風景か!

海からの風が吹いていて、とても気持ちよかったです。

明らかになっていない事が多い天守ですが、絶景良ければ全て良しですね。

今治城の詳細

〒794-0036 愛媛県今治市通町3丁目1-3

●開館9時~17時
※夜間ライトアップは公式HP参考に

●12月29日~31日のみ休館

●天守閣・御金櫓などの共通観覧料金

一般大人:520円
65歳以上:420円

学生:260円
高校生以下(18歳以下は無料)

公式:今治城|今治市 文化振興課

※愛媛県今治市のソウルフード「焼豚玉子飯」
「今治城」から車で約6分と近くて美味しい!

>>愛媛B級グルメ焼豚玉子飯!行列のできる人気店「重松飯店」で昼食

まとめ

今回は、日本100名城・日本三大水城の愛媛県今治市「今治城」詳細・戦国武将・天守閣の謎をご紹介しました。

  • 都市に寄り添ったお城
  • 当時のままのお堀と石垣
  • 謎の多い天守からは絶景が見える

無料でお城を案内してくれる方も居ますので、駐車場入り口で聞いてみて下さいね。

知れば知るほど深みにはまるお城巡り。

それぞれの楽しみ方を見つけていきましょう!

PVアクセスランキング にほんブログ村

にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 四国情報へ
にほんブログ村

極楽四国|四国地域密着情報ブログ - にほんブログ村

タイトルとURLをコピーしました